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車検の点検項目を完全解説|法定56項目一覧とユーザー車検で落ちやすいポイント

車検を控えたオーナーにとって、「車検でどこを見られるのか」「見積もりの項目は妥当なのか」という疑問はつきものです。実は、一般的に「車検」と呼ばれるものには、国が定める基準に適合しているかを確認する継続検査と、故障を未然に防ぐための24ヶ月点検(法定点検)の2種類が含まれています。

この記事では、車検の点検項目一覧や、法定56項目の詳細、ユーザー車検で落ちやすいポイントなどを専門的な視点から分かりやすく解説します。

車検の検査項目と法定点検の違い

車検を受ける際、多くの人が「車検」と「法定点検」を同じものとして捉えていますが、これらは本来目的も役割も異なるものです。

継続検査と24ヶ月点検の役割

車検と法定点検は、それぞれ「公道を走るための最低基準」と「安全に走り続けるための予防」という役割分担があります。

種類 正式名称 目的 実施場所
車検 継続検査 保安基準への適合確認(公道走行パスポートの更新) 運輸支局・軽自動車検査協会
法定点検 24ヶ月点検 故障予防・安全確保(予防整備) 認証工場・指定整備工場

法定点検の義務と罰則の有無

法定点検は法律で義務付けられていますが、自家用乗用車の場合は受けなくても罰則はありません。

道路運送車両法第48条により、車の所有者は定期点検を行う義務があると定められています。しかし、個人の自家用車に関しては、点検を受けなかったことによる罰則規定は設けられていません。

法定点検を怠るリスク

  • メーカー保証が受けられなくなる可能性がある
  • 将来の売却時に査定額が下がる
  • 安全性を維持できず、思わぬ故障につながる

24ヶ月点検の法定56項目一覧

車検時に併せて行われる24ヶ月点検では、合計56項目の点検が義務付けられています。これらは大きく分けて、車の基本性能に関わる重要な部位ごとに分類されます。5年目車検では特に交換部品が増える傾向がありますので、早めの確認が安心です。

かじ取り装置と制動装置の点検

車の「曲がる」「止まる」に関わる、最も安全に直結する重要な点検項目です。

装置 主な点検内容
かじ取り装置(ステアリング) ハンドルの遊び・ガタつき、ギヤボックス取り付け状態、ロッド類の緩み・損傷
制動装置(ブレーキ) ブレーキペダルの踏みしろ・効き具合、パッドの摩耗、ホース・パイプからの液漏れ・損傷

走行装置と動力伝達装置の点検

タイヤやホイール、エンジンからタイヤへ力を伝える仕組みに異常がないかを確認します。

装置 主な点検内容
走行装置 タイヤの溝深さ・亀裂・異常摩耗、ホイールナットの緩み、ベアリングのがたつき
動力伝達装置 クラッチの滑り、トランスミッションのオイル漏れ、ドライブシャフトのダストブーツ破れ

原動機と電気装置の点検項目

エンジンの状態や、バッテリー、点火装置などの電気系統が正常に作動するかを点検します。

装置 主な点検内容
原動機(エンジン) エンジンオイル・燃料・冷却水の漏れ、ファンベルトの緩み・損傷
電気装置 点火プラグの状態、バッテリーターミナルの緩み・腐食

車検で特に落ちやすい重点検査項目

車検(継続検査)において、特に不合格になりやすい項目があります。これらは事前に確認しておくことで、再検査の手間や追加費用を防ぐことができます。

灯火類の球切れやレンズの割れ

ライト類の不具合は、車検で最も指摘されやすい「うっかりミス」の代表格です。

ヘッドライトやブレーキランプだけでなく、ナンバー灯(番号灯)やバックランプ、ウインカーの球切れも不合格の対象となります。また、レンズにひび割れがあり、中の光が漏れている場合も検査を通りません。

タイヤの溝とひび割れの状態

タイヤの合格基準

溝の深さは最も浅い部分で1.6mm以上が必要。スリップサインが1ヶ所でも露出していると不合格。深いひび割れがある場合も安全上の観点から交換を推奨。

フロントガラスのひびと検査基準

フロントガラスに飛び石などによるひびがある場合、視界や強度の問題で不合格になる可能性が高いです。

小さな傷であればリペアで済むこともありますが、運転席の視界を妨げる場所や、ひびが広がっている場合はガラス交換が必要になります。また、指定されたもの以外のステッカー(お守りや吸盤など)が貼られている場合も、検査前に剥がしておく必要があります。

ドライブシャフトブーツの破れ

要注意!ドライブシャフトブーツ

ドライブシャフトの継ぎ目を保護するゴム製の「ブーツ」が破れていると、車検には絶対に通りません。ゴム製品のため経年劣化で割れやすく、ユーザー車検で見落としがちな重要チェック項目です。

ユーザー車検に必要な点検整備記録簿

自分で車検場に持ち込む「ユーザー車検」を行う場合、点検の結果を記録する書類が不可欠です。

記録簿の役割と入手方法

点検整備記録簿とは、法定点検の結果と実施した整備内容を記録するための書類です。

この記録簿は、人間でいう「健康診断の結果表」のようなものです。過去の整備履歴を把握するために重要な役割を果たします。入手方法は、カー用品店やインターネットで購入できるほか、自動車整備振興会のホームページなどからダウンロードすることも可能です。

前整備と後整備の選択肢

方法 特徴 おすすめ度
前整備 点検・整備を済ませてから車検場へ持ち込む。不合格リスクを最小化できる。 ★★★★★
後整備 先に車検(検査)だけを通し、後日点検整備を行う。車検時に「後日点検を行う」旨を伝える必要がある。 ★★★☆☆

普通車と軽自動車の点検項目の共通点

「軽自動車だから検査が簡単」ということはあるのでしょうか?結論から言えば、基本的な基準は同じです。

普通車と軽自動車で、車検の点検項目や保安基準に大きな違いはありません。ブレーキの効き、排気ガスの濃度、ライトの明るさ、足回りのガタつきなどは共通の基準で審査されます。ただし、軽自動車は「軽自動車検査協会」、普通車は「運輸支局」と、検査を受ける場所が異なる点には注意が必要です。

車検の点検費用を抑えるポイント

車検費用は、税金などの「法定費用」と、点検・整備にかかる「車検基本料」に分けられます。節約の鍵は後者にあります。車検の法定費用の内訳を事前に確認しておくと、見積もりのどの部分が変動費かが明確になります。

事前見積もりによる不要整備の排除

事前見積もりを依頼し、内容を確認することが最も効果的な節約術です。

業者によっては、まだ使える部品の「予防交換」を見積もりに含めることがあります。事前見積もりの段階で、「今すぐ交換が必要なもの」と「まだ様子を見ても良いもの」を明確に分けてもらうよう依頼しましょう。車検を安くする具体的な方法はこちらの記事でも詳しく解説しています。

消耗品のセルフ交換による節約

  • ワイパーゴム:数百円から購入でき、数分で交換可能
  • ウォッシャー液:不足していると車検に通らないため、事前に補充しておく
  • 発炎筒:有効期限が切れていると車検に通らない。期限を確認し、切れていればカー用品店で購入して入れ替えておく

まとめ

車検の点検項目を正しく理解することは、愛車の安全を守るだけでなく、不透明な費用の削減にもつながります。

車検(継続検査)は保安基準への適合確認であり、24ヶ月点検は故障を防ぐための予防整備です。特に灯火類やタイヤ、ブーツ類の破れなどは、自分でも事前にチェックできる項目です。

点検整備記録簿の内容を確認したり、事前見積もりの内容をしっかり把握したりすることで、納得感のある車検を受けられるようにしましょう。日頃からのメンテナンスが、結果として車検費用の節約と、安心なカーライフへの近道となります。

桑名市・川越町エリアは、ナガシマスパーランドやなばなの里、御在所ロープウェイなど、ドライブで出かける場所が豊富な地域です。お出かけの機会が多いからこそ、愛車の点検項目をしっかり把握して安全な状態を保つことが大切です。四日市のゼロシステムは桑名市から車で約20分。車検前の点検から当日の対応まで、丁寧にご説明します。

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よくある質問

Q. 車検の点検項目は何項目ありますか?

A. 24ヶ月法定点検では合計56項目の点検が義務付けられています。かじ取り装置・制動装置・走行装置・動力伝達装置・原動機・電気装置など、車の主要な部位を網羅しています。

Q. 桑名市からゼロシステムまでどのくらいかかりますか?

A. 桑名市中心部から四日市市のゼロシステムまで、車で約20分です。川越町からは約15分とアクセス良好です。事前予約でスムーズにご対応します。

Q. 車検で落ちやすい項目を事前にチェックする方法はありますか?

A. タイヤの溝(スリップサインの露出確認)・灯火類の球切れ・ウォッシャー液の補充・発炎筒の有効期限は自分でも確認できます。フロントガラスのひびやドライブシャフトブーツの状態はプロによる点検をおすすめします。ゼロシステムでは車検前の無料点検も承っています。

Q. 普通車と軽自動車では車検の点検項目が違いますか?

A. 基本的な保安基準と点検項目は普通車・軽自動車で同じです。ただし、受検場所が異なり、普通車は「運輸支局」、軽自動車は「軽自動車検査協会」が窓口となります。

Q. 車検の費用はどのくらいかかりますか?

A. 車検費用は「法定費用(自賠責保険料・重量税・印紙代)」と「車検基本料・整備費用」に分かれます。四日市市のゼロシステムでは透明性の高い見積もりを事前に提示しておりますので、お気軽にご相談ください。

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