夜間に車をバックさせる際、「純正のバックランプが暗くて後ろが見えにくい」と感じる方は少なくありません。視認性を高めるためにバックランプを後付けしたり、明るいLEDバルブに交換したりするのは有効な手段ですが、注意しなければならないのが車検の基準です。
道路運送車両法の保安基準に適合していないと、せっかくのカスタマイズも車検不合格となり、公道を走行できなくなってしまいます。
この記事では、バックランプを後付け・増設する際に必ず押さえておくべき保安基準について、個数や明るさ、取り付け位置などのポイントを徹底解説します。
この記事の目次
バックランプ(後退灯)は、周囲に自車が後退することを知らせ、かつ後方の視認性を確保するための重要な灯火器です。車検に通るためには、以下の保安基準をすべて満たす必要があります。
| 項目 | 保安基準 |
|---|---|
| 灯火の色 | 白色のみ(青・赤・オレンジはNG) |
| 個数 | 1個または2個(合計3個以上はNG) |
| 明るさ | 他の交通を妨げないもの(爆光すぎはNG) |
| 上縁の高さ | 地上1.2m以下 |
| 下縁の高さ | 地上0.25m(25cm)以上 |
| 照明部の面積 | 20平方センチメートル以上 |
バックランプの灯火の色は、白色でなければならないと定められています。
以前は淡黄色(薄い黄色)も認められていた時期がありましたが、現在の基準では白色のみです。青みがかった色や、ファッション性を重視した赤色、オレンジ色などはすべて車検不合格となります。LEDバルブに交換する際は、ケルビン数(色温度)が高すぎて青白く見えないよう、純白のものを選ぶのが無難です。灯火の色の考え方はスモールライト(車幅灯)の車検合格基準とも共通しているので、あわせて確認しておくと安心です。
バックランプの設置個数は、1個または2個と決められています。
ここで注意が必要なのは、後付けで増設する場合です。もともと純正で2個のバックランプがついている車両に、さらに1個追加して合計3個にすると、その時点で保安基準違反となります。
個数ルールのポイント
バックランプの明るさに関する規定は、以前は「5,000カンデラ以下」という上限がありましたが、現在は数値による具体的な上限撤廃が進んでいます。
ただし、他の交通を妨げないものであることという規定は残っています。あまりに眩しすぎる「爆光」タイプのLEDを使用し、後続車や歩行者の目を眩ませるような状態は、検査官の判断で不合格となる可能性があるため注意しましょう。
バックランプをバンパー下などに後付けする場合、取り付け位置(高さや左右のバランス)にも厳格なルールがあります。
バックランプの照明部の上縁は、地上から1.2m以下の高さに取り付ける必要があります。
SUVやトラックなど、車高が高い車に後付けする場合は、取り付け位置が高くなりすぎないよう注意が必要です。
逆に、低すぎる位置も制限されており、照明部の下縁は地上から0.25m以上(25cm以上)の高さになければなりません。
ローダウン(車高短)している車両や、バンパーの最下部に吊り下げる形で設置する場合は、この25cmという数値を下回らないよう計測が必要です。
バックランプを2個設置する場合、その取り付け位置は左右対称でなければなりません。
片側だけ極端に端に寄っていたり、高さがズレていたりすると車検には通りません。1個のみ設置する場合は、車両の中心または右側に設置するのが一般的です。
純正の電球からLEDバルブへ交換したり、ユニットごと増設したりする際の具体的な注意点をまとめました。
最近人気の爆光LEDは、夜間の視認性を劇的に向上させますが、車検では「色」と「配光」がチェックされます。
白色であることはもちろん、光が拡散しすぎて周囲に迷惑をかけないことが条件です。また、安価なLEDの中には点灯が不安定なものもあり、点滅したり一部の素子が切れていたりすると不合格になります。配光や色温度の考え方はLEDヘッドライトで車検に落ちる理由も参考になります。
前述の通り、バックランプとして機能する灯火が3灯以上同時に点灯する状態は認められません。
「純正の2灯を活かしたまま、さらに明るいランプを中央に追加したい」という要望は多いですが、これは明確な保安基準違反です。増設したい場合は、純正の配線をカットして、後付けした2灯のみが点灯するように加工する必要があります。
明るさの指標として「ルーメン(lm)」と「カンデラ(cd)」がありますが、車検で重要視されるのは光度(カンデラ)です。
| 指標 | 意味 |
|---|---|
| ルーメン(lm) | 光源そのものが放つ光の総量 |
| カンデラ(cd) | 特定の方向を照らす光の強さ(車検で重視) |
バックランプには「夜間に後方75mの距離から点灯を確認できること」という視認性の規定があります。ルーメン数が高くても、リフレクターとの相性が悪く光が適切に飛ばない場合は、基準を満たせないことがあります。
バックランプ(後退灯)としてではなく、作業灯(ワークライト)という名目でランプを増設する方法があります。この場合、バックランプとは異なる基準が適用されます。
作業灯として設置する場合、ギアを「R(リバース)」に入れたときに連動して点灯する仕組みにしてはいけません。
リバース連動にしてしまうと、それは「バックランプ」とみなされ、個数制限(2個まで)のルールが適用されます。作業灯はあくまで停車中に作業するためのものなので、走行中に点灯しないような独立した回路が必要です。
作業灯を車検に通すためのポイントは以下の通りです。
(参考:国土交通省 自動車の点検整備)
車種やカスタムの内容によって、特に注意すべきポイントが異なります。
オフロード走行を想定してバンパーを社外品に交換する際、バックランプの位置が大きく変わることがあります。
荷台が長く後方が見えにくいトラックでは、バックランプの増設が頻繁に行われます。
トラックであっても、バックランプ(後退灯)として登録するなら2個までというルールは変わりません。より多くの光量が必要な場合は、純正よりも大型で高輝度な車検対応ユニットに交換するか、前述の「作業灯」として別回路で増設するのが一般的です。
バックランプの照明部には、面積の規定もあります。
照明部の面積は20平方センチメートル以上必要です。あまりに小さすぎるスポットライトのようなLEDをバックランプとして使用すると、面積不足で不合格になる可能性があります。
最後に、うっかりやってしまいがちな車検NG例を紹介します。
ドレスアップ目的で青色や赤色のバルブを装着するのは、最も分かりやすいNG例です。
「少し青白い方がカッコいい」と思って装着した6500K(ケルビン)以上のLEDが、検査官の目には「青色」と判定されることもあります。車検を確実に通すなら、6000K程度の純白LEDを選ぶのが安全です。
ランプ本体の性能以前に、物理的な状態もチェックされます。
桑名市・川越町エリアは、なばなの里や湯の山温泉、四日市港の夜景(うみてらす14)など、夜のお出かけやドライブを楽しめるスポットが豊富な地域です。夜間に走る機会が多いからこそ、後方をしっかり照らすバックランプの状態は安全に直結します。四日市のゼロシステムは桑名市から車で約20分。カスタムしたバックランプが保安基準に収まっているか不安な方も、車検と同時にその場で丁寧にチェックいたします。
ゼロシステムの対応エリア
四日市市・桑名市・川越町・いなべ市・東員町・木曽岬町・朝日町・鈴鹿市 ほか三重県北部全域
四日市市・川越町の車検はゼロシステムへ
年間3,400台の実績。費用感・整備内容をその場で丁寧にご説明します。お気軽にご相談ください。
バックランプの後付けや増設は、夜間の安全運転に大きく貢献しますが、保安基準の遵守が不可欠です。
これらのルールを守ることで、車検をスムーズにパスしつつ、快適な後方視認性を手に入れることができます。DIYで取り付ける際は、メジャーを使って正確な位置を測定し、基準内に収まっているか確認しましょう。不安な場合は、車検対応品を扱う専門店に相談することをおすすめします。
Q. バックランプは何個まで後付けできますか?
A. バックランプ(後退灯)として点灯するものは、合計で1個または2個までです。純正で2個ついている場合、そのまま3個目を追加すると保安基準違反になります。3灯以上点灯させたい場合は、純正配線をカットして後付けの2灯のみが点灯するようにするか、リバースに連動しない「作業灯」として独立回路で設置してください。
Q. 青白い爆光LEDのバックランプでも車検に通りますか?
A. 色が「白色」と判定される範囲であれば通りますが、6500K以上の青みが強いものは検査官に「青色」と判断され不合格になることがあります。確実に通すなら6000K程度の純白LEDが安全です。また、光が拡散しすぎて後続車や歩行者を眩惑する状態もNGとされます。
Q. 桑名市からゼロシステムまでどのくらいかかりますか?
A. 桑名市から四日市のゼロシステムまでは車で約20分です。川越町・いなべ市・東員町・朝日町など三重県北部全域から多くのお客様にご来店いただいています。後付けしたバックランプの車検適合が不安な方も、お気軽にご相談ください。
Q. 後付けバックランプの取り付け位置に決まりはありますか?
A. 照明部の上縁は地上1.2m以下、下縁は0.25m(25cm)以上に収める必要があります。2個設置する場合は左右対称(高さが同じ・中心から等距離)が条件です。ローダウン車やリフトアップ車は基準を外れやすいため、メジャーで実測してから取り付けましょう。
Q. 車検の見積もりだけでもお願いできますか?
A. はい、見積もりのみのご相談も歓迎しています。ゼロシステムは年間3,400台の車検実績があり、バックランプなどの灯火類が保安基準に適合しているかもその場で確認いたします。四日市市・桑名市・川越町周辺でお困りの際はお気軽にお問い合わせください。
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