コラム

マフラーの刻印は車検でいつから必須?2010年4月以降の生産車が対象|四日市の車検専門店

愛車のマフラーを社外品に交換している場合、車検に通るかどうかは非常に気になるポイントです。特に「マフラーの刻印(認証プレート)」については、車の年式によって義務化の有無が大きく異なります。

結論からお伝えすると、マフラーの刻印が車検で必須となるのは2010年(平成22年)4月1日以降に生産された車両です。これ以前の車両であれば、刻印がなくても音量などの基準を満たしていれば車検に合格できます。

この記事では、マフラーの刻印が車検でいつから必須になったのか、その規制の時期や、車検に合格するための具体的な基準について詳しく解説します。

マフラー刻印の義務化時期と対象車

マフラーの性能を証明する刻印やプレートの有無は、現在の車検において非常に重要な判断基準となっています。まずは、いつからこのルールが適用されたのかを整理しましょう。

2010年4月以降の性能等確認済表示

2010年4月1日以降に生産(初度登録ではなく製作)された車両には、新しい騒音規制が適用されています。この年式以降の車に社外マフラーを装着する場合、そのマフラーが国の認めた機関によって試験され、基準に適合していることを示す性能等確認済表示(刻印またはプレート)が必須となりました。

ここがポイント

この刻印がないマフラーを2010年4月以降の車両に装着していると、たとえ音が静かであっても車検に通ることはありません。年式の境目が合否を大きく分けます。

加速騒音規制の導入と罰則

なぜ刻印が義務化されたのかというと、従来の「近接排気騒音」だけでなく、走行中の騒音を測定する加速騒音規制が導入されたためです。

項目 内容
加速騒音規制とは 市街地を走行する際の騒音を低減させるための規制。マフラー単体での試験が必要となる。
不正改造の罰則 基準に適合しないマフラーの使用は「不正改造」とみなされ、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられる可能性がある。

車検適合を証明する認証プレートの種類

マフラーに刻印やプレートがあれば何でも良いわけではありません。車検で有効な認証マークにはいくつかの種類があります。灯火類でも同様にEマークの有無が合否を分けるケースがあり、社外パーツ全般に共通する考え方です。

認証マーク 内容・目印
JQR 一般財団法人日本自動車輸送技術協会が性能を確認した証。サイレンサー部にプレート留めまたは打刻。
JATA 一般財団法人日本自動車査定協会などによる認証。対応するエンジン型式・車両型式の識別番号が記載。
Eマーク 欧州連合(EU)の指令に適合した海外製マフラーに多い。円の中に「E」と数字。2010年4月以降の車でも有効。
JASMA 日本自動車スポーツマフラー協会の独自基準。2010年4月以降の車ではJQR等の併記が必要。

国内認証のJQRやJATAマーク

日本国内の公的機関が発行する認証マークです。マフラーのサイレンサー部分にリベット留めされたプレートや、直接打刻された形式で確認できます。これらのマークには、そのマフラーがどのエンジン型式や車両型式に対応しているかを示す識別番号が記載されています。

欧州基準適合を示すEマーク

海外製マフラーなどでよく見られるのがEマークです。これは欧州連合(EU)の指令に基づいた基準に適合していることを示します。日本の保安基準では、このEマーク(またはECE規制適合品)も、2010年4月以降の車両において有効な認証として認められています。円の中に「E」と数字が書かれたマークが目印です。

JASMA表示と保安基準適合の関係

JASMAとは、日本自動車スポーツマフラー協会が独自に設けた基準です。

  • 2010年3月以前の車:JASMA認定品であれば、多くの場合で保安基準を満たしており、車検に合格する目安となります。
  • 2010年4月以降の車:JASMAマークだけでなく、前述の「性能等確認済表示(JQRなど)」が併記されている必要があります。JASMAマークのみでは加速騒音規制への適合が証明できないため注意が必要です。

刻印なしマフラーで車検に通る年式

自分の車が「刻印なし」でも問題ないケースを知っておくことで、無用な不安を解消できます。

2010年3月以前の生産車と旧基準

2010年3月31日までに生産された車両については、加速騒音規制の対象外です。そのため、マフラーに性能等確認済表示(JQR等)の刻印がなくても、以下の条件を満たしていれば車検に通ります。

  • 近接排気騒音が規定値以内であること
  • 排気漏れがないこと
  • 最低地上高が確保されていること

この年代の車であれば、いわゆる「車検対応」として販売されている社外マフラーであれば、刻印がなくても音量測定のみで合否が判定されます。

純正マフラーと社外品の判別方法

純正マフラーには、そもそもJQRやJASMAのような認証プレートは付いていません。その代わり、自動車メーカーのロゴや純正部品番号が刻印されているのが一般的です。車検時には、検査員が「純正品であるか」または「認証のある社外品であるか」を確認します。中古車を購入してマフラーが純正か不明な場合は、メーカーロゴの有無を探してみましょう。

年式別のマフラー騒音規制値と基準

車検では専用の測定器を用いて音量を測ります。この基準値も年式によって異なります。

適用規制 近接排気騒音 加速騒音
平成10年騒音規制
(普通乗用車)
96dB以下 規制なし
平成10年騒音規制
(軽自動車)
96dB以下 規制なし
平成22年規制以降
(普通車/2010年4月〜)
原則96dB以下 82dB以下
平成22年規制以降
(軽自動車/2010年4月〜)
原則96dB以下 79dB以下

平成10年騒音規制の近接排気音

多くの旧車や2000年代前後の車に適用されるのが平成10年騒音規制です。普通乗用車(後部エンジン車を除く)・軽自動車ともに、近接排気騒音は96dB(デシベル)以下である必要があります。96dBは地下鉄の車内や工事現場の騒音に匹敵する大きな音ですが、これを超えると車検不合格となります。

平成22年規制以降の騒音基準

2010年(平成22年)4月以降の車両では、近接排気騒音の絶対値規制に加え、新車時の騒音から極端に大きくならないような規制が追加されています。近接排気騒音は原則96dB以下(普通車)ですが、さらに加速騒音(普通車82dB/軽自動車79dB)への適合が必須です。この加速騒音は車検場での実測が困難なため、マフラーの「刻印」によって適合を確認する仕組みになっています。

刻印以外の保安基準と車検合格ポイント

刻印さえあれば安心というわけではありません。マフラーには他にも厳しいチェック項目があります。車検全体で確認される項目は多岐にわたるため、車検の点検項目(法定56項目)もあわせて把握しておくと安心です。

最低地上高9センチの確保

車体の底面と地面との距離、いわゆる最低地上高9cm以上必要です。マフラーのタイコ(消音器)部分や配管が垂れ下がっていると、この基準を下回ることがあります。特に車高調などでローダウンしている車両は、マフラーが最も低い位置になりやすいため注意が必要です。

消音器の腐食や排気漏れの有無

マフラーは高温の排気ガスや雨水にさらされるため、非常に錆びやすい部品です。

  • 排気漏れ:マフラーに穴が開いていたり、接続部のガスケットが劣化して排気が漏れていたりすると、音量に関わらず即不合格となります。
  • 腐食:表面の錆だけでなく、叩いたときにカサカサと音がするような内部の腐食も、強度の面で指摘を受けることがあります。

サイレンサーの簡易固定禁止規定

2010年4月以降の生産車において、最も注意すべきなのがインナーサイレンサーの扱いです。マフラーの出口にボルトやナットで固定するタイプのインナーサイレンサーは「容易に取り外し可能」とみなされ、2010年4月以降の車では認められません。溶接などで恒久的に固定されていない限り、サイレンサーで音量を下げて車検を通すことはできなくなっています。社外パーツの保安基準の考え方は、スモールライト(車幅灯)の車検合格基準など灯火類の交換とも共通します。

車検に通らない場合の具体的な対策

もし現在のマフラーで車検に通らない可能性がある場合、早めの対策が必要です。

純正マフラーへの戻し作業

最も確実な方法は、新車時に装着されていた純正マフラーに戻すことです。純正品であれば、経年劣化による排気漏れや破損がない限り、確実に車検をパスできます。社外マフラーを装着する際は、万が一に備えて純正マフラーを保管しておくことを強くおすすめします。

保安基準適合証明書の再入手

社外マフラーの刻印が汚れで見えにくい場合や、書類の提示を求められた場合に備え、メーカーが発行する保安基準適合証明書(または性能等確認済成績表)を用意しましょう。大手メーカーであれば製品番号から証明書をダウンロードできる場合があり、廃盤になっていない限りメーカーへの問い合わせで再発行してくれるケースもあります。

四日市市・桑名市・川越町エリアは、なばなの里や長島スパーランド、御在所ロープウエイのある湯の山温泉など、家族や仲間でのドライブスポットが豊富な地域です。マフラーを社外品に交換して愛車の走りを楽しむ方も多い一方、お出かけの機会が多いからこそ、車検基準に適合した安全な状態を保つことが欠かせません。ゼロシステムでは、社外マフラーの刻印確認から音量測定、純正戻しまで、その場で丁寧にご説明します。

ゼロシステムの対応エリア

四日市市・桑名市・川越町・いなべ市・東員町・木曽岬町・朝日町・鈴鹿市 ほか三重県北部全域

四日市市・川越町の車検はゼロシステムへ

年間3,400台の実績。社外マフラーの刻印や音量が車検に通るか不安な方も、費用感・整備内容をその場で丁寧にご説明します。お気軽にご相談ください。

まとめ

マフラーの刻印が車検で必須となるのは、2010年4月1日以降に生産された車両です。

  • 2010年3月以前の車:刻印がなくても、近接排気騒音が96dB以下であれば合格可能です。
  • 2010年4月以降の車:JQRやEマークなどの性能等確認済表示が必須であり、インナーサイレンサーによる音量調整も認められません。

愛車の年式を車検証の「備考欄」にある製作年月日などで確認し、基準に合ったマフラーで安全なカーライフを楽しみましょう。判断に迷う場合は、四日市市・桑名市・川越町周辺対応のゼロシステムへお気軽にご相談ください。

(参考:国土交通省 道路運送車両の保安基準

よくある質問

Q. マフラーの刻印は車検でいつから必須になりましたか?

A. 2010年(平成22年)4月1日以降に生産された車両から、社外マフラーには性能等確認済表示(JQR・Eマーク等の刻印またはプレート)が必須になりました。それ以前の生産車は、近接排気騒音96dB以下などの基準を満たせば刻印がなくても車検に通ります。

Q. 刻印のない社外マフラーでも車検に通せますか?

A. 2010年3月以前の生産車であれば、音量・排気漏れ・最低地上高の基準を満たせば通せます。2010年4月以降の車では刻印がないと通りません。ゼロシステムでは音量測定と刻印確認をその場で行い、通るかどうかを事前に判断できます。

Q. 桑名市からゼロシステムまで何分かかりますか?

A. 四日市市のゼロシステムまで、桑名市からは車でおおよそ20分です。川越町・朝日町・いなべ市などの三重県北部エリアからもアクセスしやすく、マフラーの車検相談も承っています。

Q. マフラーの刻印が汚れて読めない場合はどうすればいいですか?

A. メーカーが発行する保安基準適合証明書(性能等確認済成績表)を用意すれば、刻印が見えにくくても適合を証明できます。大手メーカーは製品番号から証明書をダウンロードできる場合が多く、当店でも取得方法をご案内します。

Q. 車検の見積もりや当日相談はできますか?

A. はい、可能です。四日市市・川越町のゼロシステムでは、マフラーを含む車の状態確認と費用の見積もりをその場でご案内しています。桑名市・鈴鹿市など周辺エリアからのご相談もお気軽にどうぞ。

関連記事

ご予約・お問い合せは

ゼロパーク四日市インター桜駅から車で3分

  • 車検の予約・問合せ(通話無料)☎0800-222-8521
  • 予約済の方、オイル交換・1年点検・修理等☎059-325-7057
  • ■受付時間/9:00~18:00 (定休日:無し)

ゼロタウン川越川越自動車学校から車で1分

  • 車検の予約・問合せ(通話無料)☎0800-222-8519
  • 予約済の方、オイル交換・1年点検・修理等☎059-364-4969
  • ■受付時間/9:00~19:00 (定休日:無し)

ご予約フォームはこちら 24時間受付可能

軽自動車場合36,040

お問い合せはこちらにどうぞ

  • ゼロパーク
    四日市インター
    ☎0800-222-8521受付時間/9:00~18:00 (定休日:無)

    受付時間/9:00~18:00 (定休日:無)

  • ゼロタウン
    川越
    ☎0800-222-8519受付時間/9:00~19:00 (定休日:無)

    受付時間/9:00~19:00 (定休日:無)

お申込み・お問い合せはこちら

ページトップへ

対応エリア別 車検情報

📍 四日市市の車検 📍 川越町の車検 📝 車検コラム一覧